車検証の住所変更のやり方。必要書類や費用、手続きの流れを解説!!

かしこさのたね

こんにちは、げじコノコです。

引っ越しをした際、自家用車を所持していた場合は、車検証の住所変更が必要となります。

自分で手続きする他に、「ディーラー」「自動車販売店」「整備工場」「行政書士」等で手続き代行を、お願い出来ます。今回は、自分で変更する場合についてまとめます。

「車検証の住所変更に必要な書類は何?」「どこで、どのような流れで手続きするの?」と言った疑問をお持ちの方に是非読んでいただきたいです。

今回は、実際僕が住所変更手続きをした時に、つまづいた所や、分かりづらかった所を交えて紹介したいと思います。

今回の記事を読むと、車検証の住所変更で必要な書類、入手方法や手続き方法が分かります。

この記事を読んで、住所変更をしたことのない方は、チャレンジしてみるキッカケにしてみてください。

車検証の住所変更に必要書類

車検証の住所変更の手順の前に、変更手続きに必要な物を揃えなくてはなりません。

必要書類の中には、時間のかかる書類もあるので早めに取り掛かりましょう!!

車検証の住所変更に必要書類は…

  • 車検証
  • 申請書(第1号様式 )
  • 手数料納付書
  • 住民票の写し
  • 車庫証明書
  • 自動車税申告書

一つずつ解説します。

車検証

車検証はダッシュボード等で保管しており、車を運転するときは必ず積んでおかなければなりません。

申請書(第1号様式 )

申請書は運輸支局窓口で入手できます。こちらの用紙です。 

記入台に記入例がありますので、車検証も見ながら、鉛筆で記入していきます。

住所コードについては記入台の近くに「住所コード一覧」があるので、新しい住所を探して記入します。

手数料納付書

手数料納付書は運輸支局窓口で入手できます。こちらの用紙です。

記入台に記入例がありますので、見本を参考にボールペンで記入してください。

自動車登録番号または車台番号は車検証に記載されています。

手数料の印紙を貼り付けます。変更登録の場合は350円となります。

住民票の写し

住民票の写しはお住いの市区町村役所で発行、またはマイナンバーカードを所持していたら、コンビニで発行できます。役所ですと300円~350円、コンビニですと150円~250円で、コンビニの方がお得です。

有効期限は発行から3ヶ月となります。

注意点は、個人番号(マイナンバー)の記載があると使用できません。必ず個人番号は省略してください!!

車庫証明書

車庫証明書はお住いの警察署で取得できます。取得まで一番、時間がかかります!!

車庫証明書とは、自動車の保管場所を確保している事を証明する書類で、書類を揃えて、申請してから警察署の方が実際に確認して、数日後やっと車庫証明書が取得できます。

申請に必要な書類は…

1) 自動車保管場所証明申請書

2) 保管場所標章交付申請書

3) 保管場所の所在地・配置図

4) 保管場所使用権原疎名書面 (自分の土地・建物利用時)

           又は

4) 保管場所使用承諾証明書 (月極駐車場等利用時)

1) 自動車保管場所証明申請書

自動車保管場所証明申請書は警察署で入手できます。

こちらの用紙です。車検証を見て、記入して下さい。

2) 保管場所標章交付申請書

保管場所標章交付申請書も警察署で入手できます。

こちらの用紙です。車検証を見て、記入して下さい。

3) 保管場所の所在地・配置図

保管場所の所在地・配置図も警察署で入手できます。

こちらの用紙です。

所在地は駅等の目標となる建物から駐車場までの道のりと自宅と駐車場の位置関係を描きます。ネットの地図でもOKです。

配置図は駐車場のNo.○○のような、詳細の地図を描きます。

4) 保管場所使用権原疎名書面 (自分の土地・建物利用時)

保管場所使用権原疎名書面は、自分の所有地内に駐車場がある場合、記入します。

こちらの用紙です。

4) 保管場所使用承諾証明書 (月極駐車場等利用時)

保管場所使用承諾証明書は、月極駐車場や賃貸物件の付属の駐車場を借りる場合、記入します。

こちらの用紙です。

一番下の「駐車場の所有者又は管理委託者」の欄は、駐車場の管理会社に記入してもらう必要があり、費用がかかる場合もあります。お願いしても、すぐ記入してもらえるわけでは無く、後日郵送の場合もあります。

そして、管理会社によりますが、手数料がかかります。僕の場合は、2200円でした。

申請方法は…

  1. これら4点の書類と、申請手数料の収入印紙を警察署に申請します。
  2. 3日~7日(警察署による)の内に警察署の方が実際に確認します。 (提出時に〇日後に来てくださいと言われます。)
  3. 確認完了後、窓口に「手数料のお知らせ(申請者控え)」と、標章交付手数料分の収入印紙を提出します。
  4. 「自動車保管場所証明書(車庫証明書)」、「保管場所標章番号通知書」、「保管場所標章」を受け取って完了です。

自動車税申告書

自動車税申告書は運輸支局に隣接している税事務所で入手できます。こちらの用紙です。

記入台に記入例がありますので、見本を参考にボールペンで記入してください。

車検証を参考に記入します。

車検証の住所変更の流れ

続いて、車検証の住所変更の流れをまとめます。

  1. 運輸支局で入手できる書類に、必要事項を記入します。 (申請書・手数料納付書・自動車税申告書)
  2. 収入印紙を購入します。
  3. 窓口に書類を提出します。
  4. 新しい車検証の間違いが無いか確認し、間違いが無ければ車検証を受け取ります。
  5. 税事務所へ自動車税申告書と新しい車検証を提出します。
  6. ナンバープレートの返却と新しいナンバープレートを受け取ります。
  7. 最後に職員に確認をしてもらい、「封印」をしてもらいます。

1.運輸支局で入手できる書類に、必要事項を記入します。

ボールペンで記入する用紙と、鉛筆で記入する用紙がありますので注意して下さい。

記入例がありますので、確認しながら記入して下さい。

印鑑を押すところがありますので、忘れずに押しましょう!!

2.収入印紙を購入します。

変更登録は350円です。手数料納付書に貼り付けます。

3.窓口に書類を提出します。

この提出から、新しい車検証が出来るまでが、混んでいると時間がかかります。

4.新しい車検証の間違いが無いか確認し、間違いが無ければ車検証を受け取ります。

間違いが無いかしっかり確認して下さい。

5.税事務所へ自動車税申告書と新しい車検証を提出します。

確認が完了すると、毎年届く自動車税のお知らせが、新しい住所に届くようになります。

6.ナンバープレートの返却と新しいナンバープレートを受け取ります。

ナンバープレートを変更する場合、新しいナンバープレートを受け取ります。

ナンバープレート代は都道府県で異なり、2枚で1,500円前後です。こちらのホームページで調べられます。

ドライバーが貸し出しされておりますので、前後2枚とも外します。封印されている所は中心部分にマイナスドライバーの角を差し組むと破れて、簡単に外せます。

新しいナンバープレートを付ける時は、後方の左側一ヶ所だけ封印用の付属品を付けてネジを締めます。

7.最後に職員に確認をしてもらい、「封印」をしてもらいます。

車台番号の確認します。

車台番号は車種によって、ボンネットの中だったり、運転席の下だったりします。「車台番号 車種」で検索すると出てきます。

確認が完了すると、封印をしてもらい完了となります。

効率の良い申請方法

最後に、僕の思う効率の良い、全体の流れを紹介します。

お仕事で平日に時間の取れない方はお休みを取らなければなりません。出来るだけ少ない日数で手続きできる方法を紹介します。

車検証は、引っ越しをして15日以内に変更手続きを行わなければなりません。

ちなみに、住民票の転入手続きは14日以内です。

1日目…

  1. 市区町村役所で転入届を提出し、住所変更をします。
  2. マイナンバーカードをお持ちの方は同時に変更します。
  3. その他、印鑑登録・国民健康保険・国民年金等も一緒に手続きします。
  4. マイナンバーカードをお持ちでない方は、この時に住民票の写しを1枚取得します。
  5. 警察署へ行き、運転免許証の住所変更をします。 (確認書類は、マイナンバーカード又は、住民票を使用します。提示なので住民票は返してもらえます。)
  6. 同時に車庫証明書の申請用紙を貰って帰ります。
  7. 駐車場の管理会社に、電話又は直接「保管場所使用承諾証明書」の記入依頼をします。

車庫証明書の書類を揃えます。

申請手数料分の収入印紙と標章交付手数料分を購入します。都道府県によって差があります。申請手数料は2,000円~2,300円、標章交付手数料は500円~610円です。こちらのホームページで確認できます。

2日目…

  1. 警察署に、車庫証明書の書類を提出します。
  2. 数日後に確認が取れるまで待ちます。

マイナンバーカードをお持ちの方は、コンビニで住民票の写しを取得しておきます。

3日目…

  1. 警察署で車庫証明書を受け取ります。
  2. 車検証を変更する自動車で運輸支局へ行きます。
  3. 「車検証の住所変更の流れ」を参考に住所変更をします。

市区町村役所、警察署、運輸支局は平日しか開いておりません。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回は車検証の住所変更についてまとめました。

車検証の住所変更に必要な書類は…

  • 車検証
  • 申請書(第1号様式 )
  • 手数料納付書
  • 住民票の写し
  • 車庫証明書
  • 自動車税申告書

車検証の住所変更の流れは…

  1. 運輸支局で入手できる書類に、必要事項を記入します。 (申請書・手数料納付書・自動車税申告書)
  2. 収入印紙を購入します。
  3. 窓口に書類を提出します。
  4. 新しい車検証の間違いが無いか確認し、間違いが無ければ車検証を受け取ります。
  5. 税事務所へ自動車税申告書と新しい車検証を提出します。
  6. ナンバープレートの返却と新しいナンバープレートを受け取ります。
  7. 最後に職員に確認をしてもらい、「封印」をしてもらいます。

自分で車検証の住所変更をする場合の費用は…

  • 住民票の写し発行手数料…150円~350円
  • 車庫証明書の申請手数料と標章交付手数料…2,500円~2,900円
  • 月極駐車場等の場合、「駐車場の所有者又は管理委託者」記入依頼料…0円~2,200円前後
  • 車検証の変更登録手数料…350円
  • ナンバープレート代…1,500円前後

最低でも、このくらいかかります。業者にお願いすると、さらに依頼料がかかります。

今回の記事を読んで、自分でチャレンジするか、業者に頼むか、判断材料にしてみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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