乾電池のアルカリとマンガンは何が違う?安いの乾電池の上手な利用法。

かしこさのたね

こんにちは、げじコノコです。

皆さんは、乾電池をどこで購入していますか?家電量販店電器店コンビニ100円均一等で販売しており、種類も値段も様々です。

「アルカリ電池とマンガ乾電池は何が違うの?」「値段によって何が違うの?」といった疑問をお持ちの方に是非読んでいただきたいです。

この記事を読むと、乾電池の種類で何に適しているのか、安い電池はどんな欠点があるのかが分かります。

この記事を読んで、適した乾電池の種類を選択し、事故や無駄な出費にならない様にしていただけたら幸いです。

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乾電池の種類

乾電池に大きく分けて、「アルカリ乾電池」「マンガン乾電池」それと「充電池」があります。

「アルカリ乾電池」「マンガン乾電池」「充電池」にはそれぞれ特徴があります。

一つずつ解説します。

アルカリ乾電池の特徴

アルカリ乾電池は、大きなパワーを必要とする電化製品に適した電池です。

マンガン乾電池と比べて、容量とパワーそして使用期限が長いです。

デメリットは、長時間放置すると液漏れをする事があります。

アルカリ乾電池がオススメの製品は…

デジタルカメララジカセラジコン等玩具
懐中電灯(LED)携帯扇風機ガスコンロ

マンガン乾電池の特徴

マンガン乾電池は、ON/OFFをこまめに切り替える製品に向いている乾電池です。

マンガン乾電池は、使っていない期間に電圧が回復する特徴があります。

アルカリ乾電池に比べると、パワーや使用期限は劣ります。が、その分、価格が少しだけ安いです。

小さい電力で動く製品に適しています。

リモコンキッチンタイマーアナログ時計
インターホン懐中電灯(豆電球)

充電池の特徴

充電池とは、充電器で充電する事で繰り返し利用できる乾電池です。

乾電池と比べて、価格が高いですが、繰り返し使えるので、長い目で見るとコスパが良いです。

バッテリー容量によって値段が変わります。

乾電池の価格の違い

乾電池は、家電量販店でも100円均一でも販売しています。

価格によって何が違うのか比較します。

  • バッテリー容量
  • 使用推奨期限
  • 液漏れのしやすさ

一つずつ解説します。

バッテリー容量

バッテリー容量について調べてみると、価格によっては、ほぼ変わらないようです。

バッテリー容量は「単1」「単3」と言ったサイズによって変わり、サイズが小さくなるとバッテリー容量が少なくなります。

使用推奨期限

使用推奨期限は、電池が安全に使える期限を示しており、メーカーによっては期限内に液漏れ等が発生した場合、交換・修理をしてもらえる事があります。

使用推奨期限は大手メーカーの場合「10年」としている所が多く、100円均一ではそれより短い「7年~5年」となっていました。

液漏れのしやすさ

液漏れは、長期間機械に電池を入れっぱなしにすると、+極や-極の所が白くなっていたり、パッケージに入れたままで茶色い液が出ている状態を言います。

液漏れは「液漏れ防止構造」「液もれ防止製法」等大手メーカーでは独自の方法で防止しています。

対して100円均一の乾電池は、無いものが多いです。

大手メーカー100円均一
バッテリー容量同じ同じ
使用推奨期限10年5~7年
液漏れのしやすさ防止 多数防止 少数

乾電池の上手な利用方法

乾電池は、上述したように価格の安いものから、高いものまであります。

ただ、高いからと言ってすべてが万能なわけでは無いので、用途によって使い分けをする事で節約になります。

  • 大手メーカーの乾電池は長期保存が可能なので、災害時の懐中電灯やラジオ用に利用する。(使用推奨期限が近付いてきたら普段使いに利用し、新たに購入する)
  • 100円均一の乾電池はバッテリー容量は大手メーカーと同等ですが、液漏れの心配があるので、普段から使うゲーム機等のおもちゃや携帯扇風機等で利用する。(充電池が使用できる機器は充電池を利用する)
  • さらにリモコンやアナログ時計等はマンガン乾電池を利用する。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回は乾電池についてまとめました。

乾電池の種類は、「アルカリ乾電池」「マンガン乾電池」「充電池」があります。

それぞれ、適した機器に使用しないと故障の原因になります。特によく聞くのは、リモコンにアルカリ乾電池を利用すると液漏れで故障してしまいます。

大手メーカーと100円均一の乾電池の違いは…

大手メーカー100円均一
バッテリー容量同じ同じ
使用推奨期限10年5~7年
液漏れのしやすさ防止 多数防止 少数

乾電池の上手な利用方法は…

  • 大手メーカーの乾電池は長期保存が可能なので、災害時の懐中電灯やラジオ用に利用する。(使用推奨期限が近付いてきたら普段使いに利用し、新たに購入する)
  • 100円均一の乾電池はバッテリー容量は大手メーカーと同等ですが、液漏れの心配があるので、普段から使うゲーム機等のおもちゃや携帯扇風機等で利用する。(充電池が使用できる機器は充電池を利用する)
  • さらに、リモコンやアナログ時計等はマンガン乾電池を利用する。

乾電池は、100円均一のものでも上手に利用すればコスパ良く、節約になります。

今は、充電式の機器が増えていますが、災害にあった時等、停電になった時、乾電池は必ず必要になると思います。

今回の記事を読んで乾電池の正しい知識を持って、必要な時に適した乾電池を用意できるようにしていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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