新NISAに合わせて証券会社を変更!!手続き手順と変更時の注意点。

かしこさのたね

こんにちは、げじコノコです。

2024年1月から新たなNISAが始まります‼

NISA口座は「非課税口座」とも言われ、一人一つしか開設できません。 (逆に売却や配当金を受け取る時に課税される口座を「課税口座」と言い、「課税口座」は一人何個でも開設できます。)

現在NISA口座をお持ちの方は、今回の新NISAに替わるタイミングで別の証券会社に替える方も多いのではないでしょうか? (2015年から、一年に1回証券会社の変更は可能となっています。)

「NISA口座の証券会社変更の手順はどうやるの?」「変更時の注意点はあるの?」と言った疑問をお持ちの方に是非読んでいただきたいです。

今回の記事を読むと、NISA口座の変更手順と、注意点が解かります。

僕の実体験をもとに、つまづいた所もまとめたいと思います。

今回の記事を読んで、手順・注意点を確認して、新NISAに間に合うようにしていただければ幸いです。

新NISAとは

新NISAとは2024年1月から開始され、従来のNISAとは「非課税保有期間」「年間投資枠」等が異なります。

つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
非課税保有期間無期限無期限
非課税保有限度額1,800万円(内1,200万円)
口座開設期間恒久恒久
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した
一定の投資信託
上場株式・投資信託等
対象年齢18歳以上18歳以上

新NISAの特徴

  • つみたて投資枠は毎月最大10万円まで。
  • 成長投資枠は月最大240万円。
  • 保有資産を売却した時は、翌年再投資が可能。

つみたて投資枠は毎月最大10万円まで。

つみたて投資枠は年間で120万円となっておりますが、「つみたて」投資枠なので毎月積み立てする設定する必要があり、毎月最大10万円までとなります。

成長投資枠は月最大240万円。

「成長投資枠」は、つみたて投資枠とは異なり、一度に最大240万円の投資が可能です。

例えば、1月に年間投資額最大の240万円投資した場合、11ヶ月間 (翌年の1月まで)投資できません。

毎年1月に更新されます。

保有資産を売却した時は、翌年再投資が可能。

保有している資産を売却すると、翌年に投資枠が復活します。 (翌年の年間投資枠が増えるわけではありません。また売却した年の年間投資枠が復活するわけでありません。)

「簿価残高方式」 (ぼかざんだかほうしき)で計算される為、購入時の価格分が翌年投資できます。 (値上がり、値下がりは関係ありません。)

例えば

①100株=100万円の株を購入。150万円に値上がり後100株売却。翌年100万円の投資枠が復活する。

②100株=100万円の株を購入。80万円に値下がり後100株売却。翌年100万円の投資枠が復活する。

NISA口座の証券会社変更方法

NISA口座の証券会社を変更する手順を解説します。

僕の場合はネット証券でしたが、店舗のある証券会社でも流れは一緒です。

  1. 現在NISA口座を利用中の証券会社に「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を交付してもらいます。
  2. 新しい証券会社で「NISA口座の開設」を申し込みをします。
  3. 「非課税口座開設届出書」と「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」と「本人確認書類」「マイナンバー」を提出します。
  4. 税務署で確認後、新たな証券会社でNISA口座が開設されます。

一つずつ解説します。

1). 現在NISA口座を利用中の証券会社に「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を交付してもらいます

ネット証券の場合、「NISA口座」のページから申し込みが可能です。

発行・郵送されるまで、4日~7日ほどかかります。

2). 新しい証券会社で「NISA口座の開設」を申し込みます。

NISA口座を開設したい証券会社に総合口座を持ちの場合は、「NISA口座」のページから申し込みが可能です。

「総合口座」をお持ちでない場合は、このタイミングで開設をして、同時に「NISA口座」を解説します。

発行・郵送されるまで、4日~7日ほどかかります。

3.) 「非課税口座開設届出書」と「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」と「本人確認書類」「マイナンバー」を提出します。

新しい証券会社からの「非課税口座開設届出書」と、現在の証券会社からの「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が届くまで待ちます。

ネット証券会社によっては、時間がかかる場合があります。

書類が届いたら、必要事項に記入して、「本人確認書類」「マイナンバー」も一緒に提出します。

すでに「総合口座」を開設済みで、証券会社に「マイナンバー」を登録している方は「マイナンバー」の提出は不要となります。

「マイナンバー」の提出は「マイナンバーカード」をお持ちの方はコピー、カードを持っていない方は、マイナンバーを記載した住民票の写しを提出します。

「本人確認書類」は…

  • マイナンバーカードのコピー
  • 運転免許証のコピー
  • 在留カードのコピー
  • 特別永住者証明証のコピー
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票の写し          等

4.) 税務署で確認後、新たな証券会社でNISA口座が開設されます。

税務署の確認があるので、時間がかかります。1週間~2週間程度。

ネット証券の場合、登録したメールアドレスに通知が届きます。

NISA口座変更時の注意点

注意点は…

  • NISA口座の変更は、変更したい年の前年10月からその年の9月迄です
  • 手続きは、期間に余裕を持って早めに

一つずつ解説します。

NISA口座の変更は、変更したい年の前年10月からその年の9月迄です

もし2024年1月から新たな証券会社に変更したい場合、前年の2023年10月1日から「非課税管理勘定廃止通知書」の申請が出来るようになります。

そして、2024年9月30日迄申し込み可能ですが、2024年1月1日~9月30日の間にNISA口座で株を購入してないことが条件となります。

手続きは、期間に余裕を持って早めに‼

手順を説明する時に書きましたが、

  1. 「非課税管理勘定廃止通知書」が申し込んでから4日~7日程度で郵送されます。
  2. 「非課税口座開設届出書」も申し込んでから4日~7日程度で郵送されます。
  3. NISA口座が開設されるのは、税務署の確認して1週間~2週間かかります。

1.と2.は同時進行出来ますが、今年は特に時間がかっかているようです。

そして、NISA口座が開設してもクレジットカード積み立て設定をする場合は、1月の積み立ては12月初旬にしてないと間に合わない事もあります。

まとめ

いかがだったでしょうか、今回はNISA口座の変更についてまとめました。

新NISAの特徴は…

つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
非課税保有期間無期限無期限
非課税保有限度額1,800万円(内1,200万円)
口座開設期間恒久恒久
投資対象商品長期の積立・分散投資に適した
一定の投資信託
上場株式・投資信託等
対象年齢18歳以上18歳以上
  • つみたて投資枠は毎月最大10万円まで。
  • 成長投資枠は月最大240万円。
  • 保有資産を売却した時は、翌年再投資が可能。

NISA口座の変更方法は…

  1. 現在NISA口座を利用中の証券会社に「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を交付してもらいます。
  2. 新しい証券会社で「NISA口座の開設」を申し込みをします。
  3. 「非課税口座開設届出書」と「非課税管理勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」と「本人確認書類」「マイナンバー」を提出します。
  4. 税務署で確認後、新たな証券会社でNISA口座が開設されます。

NISA口座変更時の注意点は…

  • NISA口座の変更は、変更したい年の前年10月からその年の9月迄です
  • 手続きは、期間に余裕を持って早めに

NISA口座は証券会社によって、商品、手数料、ポイント付与等変わります。

自分に合った証券会社を探して、注意点を確認して、早めの行動を取りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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